腸の免疫不全
体の免疫システムの70%が消化管の中とその周辺に集約されていることから腸の疾患やアンバランスがかなりの免疫機能不全を引き起こす結果になることは特に驚くことではありません。この腸の免疫システムとは腸管連合のリンパ組織でGALTというもので腸管内の細菌が血流に入り込まない様に中和するという重要な役割を担っています.
腸の免疫システムは抗原−抗体反応や分泌性IgAからの保護といった様な仕組みを通じて機能します。この腸の免疫機能が衰えると腸管内の細菌を中和出来なくなり、体中に病気や感染を起こすのです。自閉症児の多くが臨床的にも検査テスト上でも深刻な免疫の問題を抱えています。だから体全体の免疫システムの強化は自閉症児の腸管の治癒の中で重要な部分なのです。
[徴候
と症状]
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イースト菌やバクテリア、寄生虫等の病原体微生物の過剰繁殖の傾向がある。
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頻繁に起る胃腸の感染。
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中耳炎、呼吸器感染や喉の感染等体全体的な感染を繰り返す。
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カンヂダ菌や他のイースト菌等の悪玉菌の慢性的な過剰繁殖。
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寄生虫による感染。
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グルテンやカゼイン等に対する食品アレルギー。
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腸管の慢性的なただれに伴う腸の炎症の変化。
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全身の免疫機能不全。
[診断/診断方法]
具体的な免疫不全の状態を診断する方法は以下の通りです。
1. 免疫研究
イムノグロブリン(Immunoglobulin)その他の重要な免疫細胞のレベル等体全体の免疫システムの状況を診る血液検査
2. 分泌性IgAテスト
便、だ液のサンプルから普通は胃腸管を覆って腸の免疫に重要な役割を果たすイムノグロブリンが不足していないかどうかを診る。
3. 診断画像処理
イギリスのDr. Andrew Wakefield博士とボストンのDr. Tim Buie博士の所に腸管の粘膜の状況や腸のリンパ組織の炎症状況を画像処理で表したものがあります。それらの画像処理による研究と共に腸の生検からも腸の組織内で組織学的な変化があることが証明されています。
4. 腸管の状態を診断する為のその他の検査には以下の様なものがあります.
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便の総合消化分析:CDSA(Com0prehensive digestive Stool Analysis)
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泌尿有機酸テスト:Urine Organic Acid Test
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泌尿ペプチドテスト:Urinary Peptide Test (対グルテンとカゼイン過敏性診断用のみ)
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食品アレルギーテスト
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腸の透過性検査:Intestinal Permeability Studies
[治療方針/方法]
1. 原因を明らかにしてそれを取り除く
腸の機能障害が腸の免疫システムの弱体化の原因であることが多いので免疫組織を強化する為には腸の色々な症状を是正する必要があります。
まずは腸管を癒すことが治療方針に必須の部分です.
2. 免疫システムへの体系的な障害を最低限に抑制する
免疫システムの或る一部分が攻撃されると体の残り全部も同じ様に影響を受けます。逆に免疫システムへの障害を全般的に最低限に抑えておくと腸の免疫組織の負荷を軽くし、癒すチャンスを与えることになるのです。すなわち障害を最低限に抑えることは免疫システム全体を強化することになり、更に食品及び環境アレルギー、喘息や慢性の感染再発を防ぐことになるのです。
3. 体全体の免疫システムを強化する.
一般的に多くの栄養サプリメントが免疫システムを強化し、支えるのに臨床的にも有効であると証明されています。その様なサプリとは以下の通りです。
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亜鉛:最近の研究で亜鉛が不足すると腸の免疫システムが衰え、消化管が或る種の寄生虫に感染し易くなるということが明らかにされています.
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初乳
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ビタミンC
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せレニウム、ビタミンE,コエンザイム、Q10酵素等の様なその他の抗酸化剤
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ベータ−グルカン(Beta-glucan)
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ラクトフェリン(Lactoferrin)
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イムノグロブリン(Immunoglobulin)静脈注射(IVIG)
●ここに書かれているガイドラインはあくまでも推奨出来る治療の選択肢であり、症状やその重さの度合いも各個人によって異なることから誰にでも推奨出来る治療対策ではありません。各個人の治療方法については必ず医師と相談して決めてください。
●個々の治療での基本的な処置が他の異なった症状の時のものと重複するものがあります。
●概して服用量についての指示は当社製品のサプリについてだけのものです。他社製品についてはそのメーカーのラベル上の指示に従って下さい。
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