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ターナー症候群とは、染色体異常のうちの性染色体異常の代表的な疾患で、正常女性の性染色体がXXの2本なのに対し、X染色体が1本しかないことによって発生する一連の症候群のことです。
女性にだけ起こる先天的な病気です。その大きな特徴は、背が低いことです。他にも、首のまわりの皮膚がたるんでいるためにひだができる(翼状頸)、ひじから先の腕が外向きになる(外反肘)、二次性徴欠如(乳房が大きくならない、初潮が来ない)等の特徴があります。
また、合併症として、後天的に治療を要する症状が出てくる場合もあります。中耳炎・難聴、骨粗鬆症、糖尿病などがその例で、思春期年齢以降に起こることがあります。その際も専門外来で定期的にチェックを行っていると、早期に対処できることが多いので安心です。
今のところ病気そのものを治す方法はありませんが、成長ホルモン治療で身長は改善し、二次性徴も女性ホルモン剤の使用で治療が可能です。ターナー症候群の女児の多くは、視覚と空間の関係を把握することが困難で、計画性と注意力に問題がみられます。これらの子供は言語の知能テストでは平均かそれ以上の成績をとっても、ある種の能力テストや数学では成績が低い傾向があります。精神遅滞はあまりみられません。
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