|
他人の権利を侵害するような、反社会的で攻撃的な行動を繰り返す障害です。行動が規範を逸脱し、攻撃的、反抗的な問題行動を繰り返します。通常の少年非行と異なり、年齢相応の行動とはいえない行為を繰り返します。
単に喧嘩が多いのではなく、武器を用いたり、脅迫したりという行動をとり、重度になると、強盗、放火、動物虐待などを行うようになります。児童期に注意欠陥多動性障害と診断された子供が不適切な扱いを受け続けた結果、行為障害を起こす場合もありますが、注意欠陥多動性障害の場合、不適切な行動が本人の悪意や反抗心から行っているのではない点で反抗挑戦性障害とは異なります。
放置すると、成人後、犯罪を繰り返す、反社会性人格障害に移行する場合もあります。脳の機能障害や遺伝的要素に、愛情の欠如や虐待などの要因が加わって発症すると考えられています。
早い時期に発症した場合、年齢が上がると治療に抵抗することがあるため、早期発見し治療を行う必要があります。家庭環境に問題がある場合、家族も含めてカウンセリングが必要です。他人や社会に対して重大な危害を与える可能性がある場合、入院や薬物療法がおこなわれることもあります。
少年非行なのか反抗挑戦性障害なのかを鑑別する基準はありますが、自分の子供を客観的に判断することは難しいため、年齢不相応に決まりが守れない、過度に攻撃的、動物をいじめるなどの行動が一時的ではなく何ヶ月も続くようなら専門医の診断を受けることをお勧めします。
|